弁理士の富田です。
すこし前の話になりますが、元モーニング娘。の矢口真里さんが、ご主人の出張中に若い男性を自宅に招き入れ、
それがご主人にバレて離婚に至ったというニュースがありました。
言うまでもありませんが、浮気はよくないことです。
そこで、今日は浮気を防止する実用新案商品をご紹介します。
平成4年に実用新案として申請された発明品で、その名も『浮気防止シール』という名称です。
この発明品は、上の図に示すように、ハート形をしたシールであり、
そのオモテ面には、夫婦の名前と一緒に相合傘が描かれています。
かなり恥ずかしい外観となっています。
このシールの使い方は、例えばご主人の下腹部などに貼り付けるだけだそうです。
このような恥ずかしいシールをご主人の下腹部に貼り付けておけば、
自分の裸体を夫婦以外の人に見られると困るため、不貞行為はできないといったアイデアです。
(わたしなら、奥さんにも見られたくないほど恥ずかしいです。)
また、この恥ずかしいシールは、再貼付が困難なように構成されているので、
夫婦のお互いの信頼関係を守ろという心理が働くのを利用して、
不貞行為に至る前に(奥さんに内緒で)シールを剥がすことはできないようになっています。
(わたしが思うに、このシールを使う時点で、夫婦の信頼関係は破綻しているように思えます。)
おそらく、仕事で家を出るときに、このシールをご主人の下腹部に貼り付け、
家に帰ってきたら、奥さんの目の前でシールを剥がすという使い方になると思います。
斬新な発想ですが、このシールを使うと夫婦関係を完全に破綻に追い込む危険性があり、逆効果であるようにも思えます。
いずれにしても、将来的にこのシールのお世話になることが無いように、
家庭を大切に夫婦仲良く生活して参りたいと思います。
本日もお読みいただいて有難うございました。
虎ノ門 富田国際特許事務所
Author Profile
- 国際弁理士事務所 代表弁理士
- ■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。
【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団
【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など
【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。
【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」
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