スマホやタブレット端末にもエアバッグを搭載。Amazon.comが特許取得。

01.08


スマートフォンやタブレット端末にもエアバッグを搭載。Amazon.comが特許取得。

弁理士の富田です。

エアバッグといったら、普通は『車』に搭載される装備です。
しかし、Amazon.comでは、スマホやタブレット端末にエアバッグを搭載させる技術について
米国で特許を取得しました。

 

権利者:Amazon Technologies, Inc.
発明の名称:Protecting devices from impact damage
権利番号:US Patent No.8330305

 

この特許技術では、
携帯電話、スマホ、タブレットといった端末型端末にエアバッグを装備させることを特徴としています。
下の一番目の図では、携帯電話の下側内部にエアバッグを収納した状態が描かれているのに対し、
下の二番目の図では、そのエアバッグが展開した様子が描かれています。(図面はUSPTOより引用)
このエアバッグが、スマホなどの落下時に緩衝手段として機能するようになっています。

 

端末内部にエアバッグを収納した状態

端末内部にエアバッグを収納した状態

 

端末下部のエアバッグを膨らませた状態

端末下部のエアバッグを膨らませた状態

 

これを具体的にどのように使うかというと、
スマホが落下すると、ほぼ同時にスマホのセンサがそれを検出し、
地面に衝突する前に、その衝突時のダメージを予測し、
その衝突ダメージが基準を超えると判断される場合には、
地面への衝突前にスマホのエアバッグを展開させるとともに、
そのエアバッグ部分が先行して地面に衝突するようにスマホの向きを変える、
というようになっています。(権利内容の全文PDFはコチラ

 

スマホにもエアバッグ。
10年も経てば普通に標準装備になっているのかもしれませんね。

本日もお読みいただいて有難うございました。
虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

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