結局、『倍返し』の商標登録申請はその後どうなったのか…

08.30


結局、『倍返し』の商標登録申請はその後どうなったのか…

弁理士の富田です。

 

テレビドラマ『半沢直樹』で
主人公の決めセリフだった『倍返し』。

その放送期間は、
2013年7月7日~9月22日(10回)でした。

 

その間、
何者かによって『倍返し』が商標登録申請されたことが明らかになり、
ネット上でも大きく取り上げられました。

 

ところで、『半沢直樹』の放送終了から約1年、
大いに騒がれた『倍返し』の商標登録申請たちは、
その後どうなったのか。

 

いま現在判明している『倍返し』の登録商標および申請は、
以下の7件。

 

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これらの7件の『倍返し』のうち、

項番1~3の3件は、
正式に商標登録され、

項番4~7の4件は、
すでに拒絶され、またはこれから拒絶処分が下されることが明らかになっています。

 

この事例から分かるとおり、

『倍返し』のような著名な流行語は、
原則として、それ単独での商標登録は認められませんが、

『たこ焼き』や『チョコ』などの他の言葉と結合させたり、
『梅返し』のように同音異義の漢字に置き換えるなどすることで、
登録される場合があるといえます。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。

虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ コンピュータハードウェア、ナビゲーションシステム、メカトロニクス、医療機器、内視鏡、ビジネスモデル、土木技術、掘削装置などの特許技術を担当。
■ 特許の権利化業務では、国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

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