アップルが考えている新たな携帯音楽プレーヤー!?

アップルが考えている新たな携帯音楽プレーヤー!?

弁理士の富田です。

 

20年ほど前には『ウオークマン』、
10年ほど前には『iPod』、
といった携帯音楽プレーヤーが流行し、
広く一般的に使われていました。

 

しかし近年では、iPhoneをはじめとするスマホが普及し、
新しいタイプの『携帯音楽プレーヤー』を見かけることはほとんど無くなりました。
(私が知っている限りでは…)

 

最近では、iPodシリーズの廃止も噂されているので、
アップルは今後『携帯音楽プレーヤー』を作らないのかなぁ、と思っていたところ、

先日見かけたアップルの米国特許出願によれば、
新しいタイプの『携帯音楽プレーヤー』を考えているみたいです。
(実際に販売するかはわかりませんが)

 

それがこちらの米国特許出願。

※ 画像をクリックすることで、申請内容の全文PDFを閲覧できます。

 

アップルの米国特許出願

 アップルの米国特許出願 

 

特許申請のタイトルは、その名も『Compact Media Player』。

つまり、携帯音楽プレーヤーですね。

 

上の図に描かれているように、

携帯音楽プレーヤーの本体である細長いデバイス(12)は、
差し込み用の接続端子(20)を具備していて、

 

この細長いデバイス(12)の接続端子(20)を、
イヤホン(10)の端部に設けらえたコネクタ(22)に差し込むことで、
音楽を聴くことができるようになっています。

 

また、デバイス(12)の接続端子(20)は、
USBプラグとしても機能するようになっていて、
PCとの間でデータのやり取りを直接行うこともできます。

 

デバイス全体にあまり目新しさは感じられませんが、
とりあえず、アップルが『携帯音楽プレーヤー』の開発を続けている(らしい)ことは
この米国特許出願から分かったような気がします。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。

虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

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〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-9 双葉ビル5F
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