食品類の『原材料』+『商品名』のネーミング

08.13


食品類の『原材料』+『商品名』のネーミング 

弁理士の富田です。

 

食品の『原材料』と『商品名』の結合からなるネーミング。

この類のネーミングの商標登録について
相談を受けることがよくあります。

また、そのようなネーミングについて商標登録申請している事例を
見かけることがあります。

 

たとえば、下に掲げる2つの事例が
それに該当します。(現在、商標登録の審査中)

 

商標登録申請の事例(1)

商標登録申請の事例(1)

 

商標登録申請の事例(2)

商標登録申請の事例(2)

 

上に挙げたようなネーミングは、
文字が装飾されておらず、全体としてみた場合、
商品の原材料を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標』に該当しますから、

商標法上の規定により、原則として、
商標登録を受けることができません。

 

しかし、これはあくまでも原則であって、
例えば、長年の使用により、そのネーミングが消費者の間で全国規模で認識されるに至っているなど、
所定の条件を満たす場合には、

上記の例外的措置として、
商標登録が認められることがあります。

 

本日紹介した、上に掲げた『デニッシュたい焼き』『パイたい焼き』が
そのような例外に該当し、無事に商標登録されるのか、
気になるところです。

 

登録の可否に関する結論が出ましたら、
このブログでもあらためて紹介したいと思います。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。
虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ コンピュータハードウェア、ナビゲーションシステム、メカトロニクス、医療機器、内視鏡、ビジネスモデル、土木技術、掘削装置などの特許技術を担当。
■ 特許の権利化業務では、国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

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