iPhoneのタッチパネル操作を可能にするネイルチップ特許

iPhoneのタッチパネル操作を自在にするネイルチップ特許。
これがあればネイルチップ着けたままでもスマホを自在に操作できる。

弁理士の富田です。

 

さて、iPhoneやその他の多くのAndroidスマホには、
静電容量方式のタッチパネル』というものが搭載されています。

 

ネイルチップを付けている女性ならご存知だと思いますが、
ネイルチップの先端でiPhone等のスマホのタッチパネルを操作しても、
反応が鈍いため思うようにスマホを操作することができません。
これがiPhoneなどに搭載されている『静電容量方式のタッチパネル』の特徴になります。

 

『静電容量方式のタッチパネル』は、
iPhoneやiPadなどのマルチタッチ操作を可能にするといったメリットがある一方で、
ネイルチップ先端で操作すると、体内の微量な電流を感知し難いため、
ネイルチップを着けている女性にとって操作し難いといったデメリットがありました

 

ところが、このようなネイルチップを付けた女性の悩みを解決する特許が
大日本印刷株式会社から申請されました。
特許申請内容の主たる内容は以下の通りです。(申請内容の全文PDFはコチラ

 

特許出願人:大日本印刷株式会社
発明の名称:ネイルチップ
特許出願番号:特願2012-69678

【請求項1】
爪表面に装着することで、
静電容量方式のタッチパネルが動作する程度の導電性を爪先に付与可能となる量の導電性材料を有する
ことを特徴とするネイルチップ。

 

つまり、上記の特許出願では、長いネイルを着けた人でも
iPhoneなどのスマホを自在に操作できる『ネイルチップ』が特許申請されています。
これがもし仮に、特許権として登録されれば、
そのスマホ操作用ネイルチップの製造販売を独占できることになります。

そのうち、塗るだけでスマホを操作可能にする『ジェルネイル』や『ネイル方法』といったものについても
特許申請され、独占的に製造販売されることでしょう。今のところ特許申請されてないようですが…。

 

このように、日常には、見過ごしがちな技術的課題が数えきれないほどあるのですが、
わが国では、それを解決可能な手段をいち早く見つけて特許申請した者に対して、
市場を独占できる権利、すなわち特許権が与えられるようになっています。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。
虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

【富田弁理士への問い合わせ先】
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-9 双葉ビル5F
富田国際特許事務所
TEL:03-6205-4272     FAX: 03-3508-2095
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【代表者】弁理士 富田 款

 

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