スマホ~顔の距離に応じて情報表示量を変える特許技術
弁理士の富田です。
最近のスマホは、どれも高精細表示が可能なので、
狭い表示範囲で、
パソコンと同程度の情報を表示することが可能です。
とはいえ、
スマホのディスプレイが顔面から離れているときは、
小さな文字情報などを識別することができません。
そこで、考え出されたのが、
今回紹介するマイクロソフトの米国特許。
※ 画像をクリックすると権利内容の全文PDFが見れます。
2014年に米国で権利化されたこの特許技術では、
イメージセンサーで、
ユーザの顔面とスマホとの間の距離を認識し、
顔面とスマホが比較的近い距離にあるときは、
近接モードで、
大雑把なざっくりとした情報をスマホに表示し、
顔面とスマホが比較的離れているときは、
離隔モードで、
より詳細な情報をスマホに表示するようになっています。
あれば便利な機能だと思いますが、
スマホのディスプレイがある程度大きければ、無くてもいいような気もします…。
本日もお読みいただいて有難うございました。
Author Profile
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■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。
【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団
【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など
【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。
【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」
【富田弁理士への問い合わせ先】
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富田国際特許事務所
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