スタイラスもノック式の多機能ボールペンみたいになるのか…
弁理士の富田です。
スタイラスを使ってiPadでメモをとることがあります。
そこそこ使いやすいんですが、
色を変えたり、線の太さを変えるときに、
画面に触れて、いちいち設定を変更しなければいけない。
これがとにかく面倒なのです。
スタイラスも
ノック式の多機能ボールペンみたいになってくれないかなぁ、
手元でカチカチやって、
色が変わったり、
線の太さが変われば超便利なのに、、、
と思っていたら、
アップルが米国で特許申請していました。。。
※ 画像をクリックすると申請内容の全文PDFが見れます。
申請内容を見てみると、
スタイラスのペン先を伸縮自在に構成して、
・少しだけ突き出た状態と、
・大きく突き出た状態と、
で書き具合が変わるように構成されています。
例えば、上の図に示す事例では、
少しだけ突き出た状態では、
細い線で入力が行われ、
大きく突き出た状態では、
太い線で入力が行われます。
ノック式の多機能ボールペンみたいな『スタイラス』が登場する日も
それほど遠くないかもしれません。
アップルが発明したデバイスなので、
もしかしたら『i-Pen』や『i-Input』のネーミングになるのかもしれませんね。
本日もお読みいただいて有難うございました。
Author Profile
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■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。
【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団
【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など
【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。
【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」
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