3Dプリンターを使ったビジネスモデル特許、米国で特許申請される

3Dプリンターを使ったビジネスモデル特許、米国で特許申請される

弁理士の富田です。

 

3Dプリンターを使ったビジネスモデル特許。

近いうちに必ず特許申請されると思っていましたが、
予想どおり、米国で特許申請されていました。

 

今日は、その米国特許出願を紹介したいと思います。
※画像をクリックすると、申請内容の全文PDFが見れます。

 

3Dプリンターのビジネスモデル特許

 3Dプリンターを使ったビジネスモデル特許に関する米国特許出願 

 

この米国特許出願で申請されているビジネスアイデアの概要は、

・オンライン上のサーバ装置からユーザ側の3Dプリンタに、3Dオブジェクト・ファイルを送信する方法であって、
・一又は複数の3Dオブジェクトをディスプレイに表示するためのデータを、ユーザ側の端末に送信し、
・一又は複数の3Dオブジェクトに対するユーザの選択結果を、ユーザ側の端末から受信し、
・ユーザの選択結果を受信すると、サーバ装置とユーザ側の3Dプリンタとの間で、ネットワーク接続を確立させ、
・3Dオブジェクトに関するデータを、3Dプリンタがサポートするフォーマット形式で、サーバー装置からユーザ側の3Dプリンタにストリーミングさせる、
・ことを特徴とする方法。

といった感じになっています。

 

つまり、
『インターネット』と『3Dプリンタ』を融合させたビジネスアイデア
ということになります。

 

このアイデアを利用することで、
仮に、ユーザが3Dプリンタ等の技術的知識に乏しい場合でも、
所望の製品を、自分の3Dプリンタを使って簡単に入手できるようになるのだとか。

 

3Dプリンターを使ったビジネスモデル特許、
今後も続々と申請される予感です…。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。
虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

【富田弁理士への問い合わせ先】
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-9 双葉ビル5F
富田国際特許事務所
TEL:03-6205-4272     FAX: 03-3508-2095
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【企業名】富田国際特許事務所

 

【代表者】弁理士 富田 款

 

【所在地】〒105-0001
東京都港区虎ノ門 1-16-9 双葉ビル5F

 

【連絡先】
TEL:03-6205-4272 FAX:03-3508-2095
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