画像をズームイン・ズームアウトするジェスチャー操作、サムスンが考えるやり方とは…

画像をズームイン・ズームアウトするジェスチャー操作、サムスンが考えるやり方とは…

 

弁理士の富田です。

 

スマホやタブレット端末において
画像をズームイン・ズームアウトする際には、
下に描かれているような『ピンチ操作』と呼ばれるジェスチャー操作を行います。

 

US20140059501.pdf

 

一般的には、
拡大する際には、左側に描かれているような『ピンチアウト』を行い、
縮小する際には、右側に描かれているような『ピンチイン』を行います。

 

一方、これに対向する(?)ジェスチャー操作が、
サムスンによって特許申請されたので、
今回はそれを紹介したいと思います。

※ 画像をクリックすると、申請内容の全文PDFが見れます。

 

サムスンの米国特許出願

サムスンの米国特許出願

 

上の図では少し分かり難いですが、
要するに、半円を描くようなジェスチャー操作によって、
ズームイン・ズームアウトを行います。

 

上の左側に示される態様では、
時計回り方向に半円を描くようにタッチ操作を行うと、
それによって画像がズームインされるようになっています。

 

上の右側に示される態様では、
反時計回り方向に半円を描くようにタッチ操作を行うと、
それによって画像がズームアウトされるようになっています。

 

操作時のズーム率は、
ジェスチャー操作によって描く『半円の径』に比例しているのだとか…。

 

もしかしたら、将来、サムスン製の端末では、
こういったズーム操作が採用されるのかもしれません。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。

虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

【富田弁理士への問い合わせ先】
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-9 双葉ビル5F
富田国際特許事務所
TEL:03-6205-4272     FAX: 03-3508-2095
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【企業名】富田国際特許事務所

 

【代表者】弁理士 富田 款

 

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