マリカー問題を受けて任天堂が取得した『立体商標』の商標権

04.19


マリカー問題を受けて任天堂が取得した『立体商標』の商標権とは・・・

 

弁理士の富田です。

 

マリカー。。。マリオーカート風のサービスです。

具体的には、
マリオやルイージといった任天堂の有名キャラクターのコスプレをして
公道をカートで運転できるサービスです。

 

わたし自身は利用したことはないですが、
東京の秋葉原やその周辺でよく見かけます。

乗用車の運転手する立場からすると、危険とも言えますが、それはさておき。。。

 

このマリカーサービスの提供会社と任天堂との間で訴訟問題に発展している「マリカー問題」ですが、

この問題を踏まえて、任天堂が、立体商標の商標権を取得したので、今回はそれを紹介したいと思います。

※ 下の画像をクリックすると商標権の全文PDFが見れます。

 

任天堂が取得した立体商標の商標権

任天堂が取得した立体商標の商標権

 

上の画像に示すように、
立体商標として登録されたのは、マリオがかぶる例の「赤い帽子」です。

 

そして、登録商標の用途である指定役務には、
被服のほか、カートの貸与、衣服の貸与などが明確に記載されています

※ 商標権を取得するためには、商標(トレードマーク)をあわせて用途(指定商品・指定役務)を記載します。

 

この指定役務の記載からも、
任天堂の商標権がマリカー問題を強く意識していることが読み取れます。

 

このマリカー問題については、
いまだ解決に至っていなので、
係争の行方を引き続き見守りたいと思います。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。

虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

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