クリエイター必見! LINEスタンプの商標登録申請、続々と…

クリエイター必見! LINEスタンプの商標登録申請、続々と…

弁理士の富田です。

LINEを運営するLINE株式会社が
スタンプ画像の商標登録申請を開始したことが明らかになったので、
今日は、LINE株式会社が申請しているスタンプ関係の商標登録申請を紹介したいと思います。

 

今日紹介するLINEスタンプの商標登録申請は、合計10件。

下の画像をクリックすることで、
商標登録申請の詳細(PDF)を見ることができます。
※画像はすべて特許電子図書館より引用。

 

なお、この10件の商標登録申請について気になったことを、
下の方にコメントします。

 

LINEスタンプ(1)

LINEスタンプ(1)

LINEスタンプ(2)

LINEスタンプ(2)

LINEスタンプ(3)

LINEスタンプ(3)

LINEスタンプ(4)

LINEスタンプ(4)

LINEスタンプ(5)

LINEスタンプ(5)

LINEスタンプ(6)

LINEスタンプ(6)

LINEスタンプ(7)

LINEスタンプ(7)

LINEスタンプ(8)

LINEスタンプ(8)

LINEスタンプ(9)

LINEスタンプ(9)

LINEスタンプ(10)

LINEスタンプ(10)

 

上記の10件の商標登録申請は、
現在、登録の可否について審査が行われている段階です。

おそらく、ほとんどのスタンプは
問題なく商標登録されるものと思われます。

 

ただし、6番目のカエルさんのスタンプ画像は、
どこかで見たことがあるような気がしますので、
もしかしたら、似たようなマークがすでに商標登録済みで、
LINE側の申請が拒絶されるかもしれません。

 

また、これは10件のすべての商標登録申請に関係することですが、
指定商品(商標の使用対象である商品など)の数が多すぎるように見えるので、
もしかしたら、その点について指摘を受けるかもしれません。

商標登録申請というのは、原則として
現実に販売等している商品やサービス、あるいは、
・販売等が予定される商品やサービス
などを指定して、商標登録を申請する必要があります。

したがって、
指定する商品やサービスが、過度に広範囲に及ぶと、
『現実的な使用』や『使用の予定』に疑いがあるといったことを指摘され、
指定商品の一部削除が必要になる場合があるので、
その点に注意が必要です。

なにごとも欲張ってはいけない、ということですね…。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。
虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

【富田弁理士への問い合わせ先】
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-9 双葉ビル5F
富田国際特許事務所
TEL:03-6205-4272     FAX: 03-3508-2095
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【代表者】弁理士 富田 款

 

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