インプット専用の『メガネ型デバイス』、マイクロソフトが特許申請

インプット専用の『メガネ型デバイス』、マイクロソフトが特許申請

 

弁理士の富田です。

 

メガネ型のウェアラブル・デバイスの代表的なものとしては、
『グーグル・グラス』が知られていますが、

 

この『グーグル・グラス』は、
ヘッドマウントディスプレイのほか、マイクやカメラを内蔵しており、
更には、音声入力にも対応しているなど、
盛りだくさんの構成となっています。

 

これに対して、マイクロソフトが
入力専用の『メガネ型インプット・デバイス』について
米国で特許申請したので、

今回はそれを紹介したいと思います。

※ 画像をクリックすると、申請内容の全文PDFが見れます。

 

マイクロソフトの米国特許出願

マイクロソフトの米国特許出願

 

米国で特許申請されているのは、
PCマウスなどと同様に『入力』に特化したデバイスです。

 

このメガネ型デバイスを使って入力する際には、
上の図に示すように、

正面のフレーム部分や、左右のフレーム部分で、
・タップ
・プレス
・スワイプ
・ピンチ
といったジェスチャー操作を行うようになっています。

 

このインプットデバイスの具体的な用途としては、
コンピュータのほか、
スマホ、タブレット端末、テレビなどが挙げられています。

 

グーグルグラスなどに比べると、比較的シンプルな構造ですから、
近い将来『ジェスチャー操作可能なメガネ』といったものが
比較的低価格で市販されるようになるかもしれません。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。

虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

【富田弁理士への問い合わせ先】
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-9 双葉ビル5F
富田国際特許事務所
TEL:03-6205-4272     FAX: 03-3508-2095
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【代表者】弁理士 富田 款

 

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