アメリカでのサウンドマーク(音の商標)の登録事例①

アメリカでのサウンドマーク(音の商標)の登録事例

 

弁理士の富田です。

さて、今年2014年の4月に改正商標法が可決され、
『音』などの新しいタイプの商標が導入されることが正式に決定しました。

この改正商標法は、
来年2015年の4月に施行される可能性が濃厚となっています。

 

ちなみに、この音の商標(サウンドマーク)は、
アメリカなどの諸外国では既にその登録が認められています。

そこで今回は、
『音の商標』を日本で登録してみたいと思っている方々に、
一足早く、アメリカでのサウンドマーク(音の商標)の登録事例を紹介したいと思います。

 


下の音符アイコンをクリックすることで、
米国登録商標であるサウンドマークを視聴できます。
(音に注意!)

 

日産自動車

権利者:日産自動車
US登録商標:3975283号

 

マイクロソフト

権利者:マイクロソフト
US登録商標:78143573号

 

Apple

権利者:Apple
US登録商標:4257783号

 

インテル

権利者:インテル
US登録商標:75332744号

 

20世紀FOX

権利者:20世紀フォックス
US登録商標:2000732号

 

 

単なる効果音のようなものや、短い音楽のようなものまで、
様々な『サウンド』がアメリカなどでは商標として登録されています。

 

おおむねこのような『サウンド』が
日本でも商標登録されると思われますが、
その具体的な基準(登録可否の基準等)については、
2014年中に発表されるものと思われます。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。(次回に続く…)
虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

【富田弁理士への問い合わせ先】
〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-16-9 双葉ビル5F
富田国際特許事務所
TEL:03-6205-4272     FAX: 03-3508-2095
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【代表者】弁理士 富田 款

 

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