デザイン特許が取得されていたグーグルの検索画面

04.30


デザイン特許が取得されていたグーグルの検索画面

弁理士の富田です。

『グーグルの検索画面』、、、ご存知ですよね。
下に示すようなデザインの検索画面です。

 

mysteryCounter

 

もはや説明はいらないと思います。
グーグルのサイトのトップページに出てくる、アノ検索画面ですね。

 

わたしも最近まで知らなかったのですが、下に示すとおり、
この検索画面は、デザイン特許(日本の「意匠」に相当)として、
アメリカで権利登録されていました。
(権利内容の全文PDFはコチラ

 

グーグルのデザイン・パテント

 グーグルのデザイン・パテント 

 

なお、このデザイン特許において、
「Google」の文字などの点線で描かれた画面部分は、権利を構成するものではなく、
あくまでも、実線で描かれた部分が、デザイン特許の権利を構成していることになります。

 

したがって、このデザイン特許の本質というのは、
・検索キーワードを入力する枠部分と、
・『Search』や『I’m feeling lucky』などのクリックボタンと、
・その他の複数の文字部分
などから構成されているといえます。

 

ちなみに、以前の記事で紹介したとおり
現状での日本の意匠法は、その保護対象を『物品の外観』に限定しているため、
日本では、グーグルの検索画面のような『画面デザイン』を単独で意匠登録することができません。

 

しかし数年後には、
日本でもこのような画面デザインを保護できるように、法改正の準備が進められているとのことなので、
アプリの画面デザインなどを手掛けるデザイナーにとっては朗報となりそうです。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。
虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ コンピュータハードウェア、ナビゲーションシステム、メカトロニクス、医療機器、内視鏡、ビジネスモデル、土木技術、掘削装置などの特許技術を担当。
■ 特許の権利化業務では、国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

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