スマホアプリで糖尿病を管理する未来
弁理士の富田です。
糖尿病。。。
怖い病気です。
父親が長いあいだ糖尿病を患っていましたから、
その怖さは十分に理解しているつもりです。
ところで、
この糖尿病を患うと、『血糖値』の管理が大変らしいです。
そこで考え出されたのが、
今回紹介する米国特許出願。
※ 下の画像をクリックすると、申請内容の全文が見れます。
このシステムでは、
血糖値測定用のセンサー(102)を糖尿病患者の皮下に取り付け、
通信ユニット(104)を介して、外部のスマホ(112)などとの間で、
血糖値などに関するデータをやりとりする、
ようになっています。
このシステムの使用例が
以下の図に示されています。
左側のFIG.8に示す使用例では、
低血糖などによる緊急事態が発生した場合に、
スマホからアラーム音を出力するとともに、
緊急連絡先をディスプレイに表示するようになっています。
また、右側のFIG.17に示す使用例では、
スマホのディスプレイに
血糖値の変動が示されるようになっています。
素晴らしい発想だと思いますが、、、
血糖値の管理がここまで必要かと思うと、
糖尿病の怖さをあらためて思い知らされます。
この技術のお世話にならないように、
家族のためにも、食事管理、適度な運動を心がけたいと思います。
本日もお読みいただいて有難うございました。
Author Profile
-
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。
【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団
【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など
【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。
【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」
【富田弁理士への問い合わせ先】
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富田国際特許事務所
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