WhatsApp、その特許申請の内容 (前回の続き)

03.09


WhatsApp、その特許申請の内容

弁理士の富田です。

 

今日の記事は前回の続きです。(前回の記事はコチラ

さて、前回紹介したWhatsAppの(創業者による)米国特許出願ですが、
その内容は非常に興味深いものとなっています。

 

WhatsAppの創業者による米国特許出願

WhatsAppの創業者による米国特許出願

 

 

モバイル端末でやり取りしたいデータのフォーマット形式が特殊な場合、
一方のモバイル端末で読み込めても、
他方のモバイル端末がそれに対応していない場合には、
実質的にそのデータを両者でやり取りすることができません。

 

このような問題を解決するために発明されたのが、
WhatsAppの特許出願で申請されているアイデアです。

 

概要をざっくりと言いますと、
・送信側モバイル端末は、やり取りしたいデータを、通信サーバーにアップし、
・そのデータに関連付けられたIDだけを、受信側モバイル端末に送信し、
・通信サーバーは、受信側モバイル端末に適したフォーマットに、そのデータを変換し、
・通信サーバーは、受信側モバイル端末のリクエストに応じて、返還後のデータを受信側モバイル端末に送信するようになっています。

 

つまり、フォーマット変換用のサーバー装置を介して
モバイル端末間で特殊データをやり取りする方法です。

 

発送としては面白いのですが、
似たようなウェブサービスは、従来から提供されているため、
広い範囲での権利化は難しいといえるでしょう。

 

本日もお読みいただいて有難うございました。
虎ノ門 富田国際特許事務所

 

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Author Profile

富田 款国際弁理士事務所 代表弁理士
■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ コンピュータハードウェア、ナビゲーションシステム、メカトロニクス、医療機器、内視鏡、ビジネスモデル、土木技術、掘削装置などの特許技術を担当。
■ 特許の権利化業務では、国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。

【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など

【技術分野】 機械、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。

【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」

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