カシオの登録商標『G-SHOCK』、『A-SHOCK』から『Z-SHOCK』まで…
弁理士の富田です。
『G-SHOCK』といえば、
堅牢性に優れたカシオの腕時計ブランドとして、
世界的に有名ですが、
そのブランド名は、
昭和60年に商標登録申請され、
平成1年に商標登録されています。
『G-SHOCK』シリーズの登録商標は、
上記の1件だけでなく、
このほかにも多数登録されています。
ところで、以前見たクイズ番組によれば、
カシオ計算機によるこのシリーズの商標登録は
『G-SHOCK』だけでなく、
『A-SHOCK』から『Z-SHOCK』のすべてを
商標登録しているのだとか。
気になって調べてみると、
下の図に示すとおり、
AからZまで本当に登録していました。
もちろん、
すべてカシオ計算機の登録商標です。
申請や登録のための印紙代が相当かかっているはずなので、
その点で関心しますが、
登録商標は、
継続して3年以上使用していない場合には、
原則として、不使用取消審判の取消対象となり得るので、
お金が余っている方以外にはおすすめできません。。。
本日もお読みいただいて有難うございました。
Author Profile
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■ 1997年より国際弁理士事務所にて、主に、米国・欧州・日本における知的財産権業務に従事。
■ 国内および外国のオフィシャル・アクションへの対応、外国法律事務所へのインストラクションなどを担当。また、米国やドイツのクライアントからの日本向け特許出願の権利化業務を担当。特許の権利化業務のほか、特許権侵害訴訟や特許無効審判、特許異議申立、口頭審理対応、侵害鑑定の業務も担当。訴訟業務では、特許権侵害訴訟のほか、特許無効審判の審決取り消し訴訟を経験。
【所属団体】 日本弁理士会,日弁連 法務研究財団
【専門分野】 特許、商標、意匠、不正競争防止法、侵害訴訟など
【技術分野】 機械、制御、IoT関連、メカトロニクス、金属材料、金属加工、建築土木技術、コンピュータ、ソフトウェア、プラント、歯科医療機器、インプラント、プロダクトデザイン、ビジネスモデル特許など。
【その他の活動】
■ 2013.09.17 セミナー講師: 東京メトロポリタン・ビジネス倶楽部 「職務発明の取り扱い」
■ 2014.04.19 テレビ出演: テレビ朝日 「みんなの疑問 ニュースなぜ太郎」
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